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​フィレンツェの歴史地区 1982年 登録基準 (i)(ii)(iii)(iv)(vi)  戻る

 フィレンツェはルネサンス(14世紀から16世紀に起こった、中世的世界観から人間中心の世界観への転換)の中心となった商業都市であり、金融業で成功して莫大な財を蓄えたメディチ家が有名である。後に「祖国の父」という称号を与えられたコジモ・デ・メディチの孫にあたるロレンツォ・デ・メディチが才能ある芸術家を保護・支援した影響で、ボッティチェリやレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロが大いに活躍した。フィレンツェの市街で一際目を引くサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、コジモの支援によって建てられたルネサンス様式の建物である。円蓋のクーポラはブルネッレスキによる設計である。

​ 街全体が芸術と称されるフィレンツェは、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂以外にもヴェッキオ宮やウフィツィ美術館など訪れるべき所が数多くある。大聖堂に入るためにはチケットを購入し、時期にもよるが、長い列に並ばなくてはならない。しかし、対称的で幾何学的な構造であるルネサンス様式で建てれた大聖堂を楽しむためには、内部空間からその巨大さを感じることがおすすめである。

​サンタ​・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

ヴェッキオ宮

ウフィツィ美術館から見たヴェッキオ橋

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