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​姫路城 1993年 登録基準 (i)(iv)  戻る

 姫路城は木造城郭建築の最高峰であり、人類の創造的資質を証明するものとして世界遺産に登録された。鎌倉時代末期に建築された城を羽柴秀吉(豊臣秀吉)が三層の天守閣を持つ城郭に改修、その後、池田輝政(いけだてるまさ)が五層の大天守閣を持つ現在の形に改修した。美しい城壁が特徴で、別名として「白鷺城」という名前で親しまれている。高い防御性能を有する城としても評価されており、所々に狭間(さま)と呼ばれる幾何学的な模様にくり抜いた攻撃用の穴を見ることができる。

 姫路城の天守閣は、その姿を保つために明治・昭和・平成の3度にわたる大修理が行われた。2009年から2014年にかけて行われた平成の大修理では、基礎となる土台がコンクリート製のものに差し替えられた。姫路駅から一直線に伸びた大通りの先に見える姫路城の姿は、初めて訪れるものを出迎えるように見える。

​大天守閣(写真提供 by H. Morinaka)

庭園(写真提供 by H. Morinaka)

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