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​アルルのローマ遺跡とロマネスク建築 1981年 登録基準 (ii)(iv)  戻る

 アルルは4世紀に、ミラノ勅令やコンスタンティノープルへの遷都で知られるコンスタンティヌス帝が拠点とした初期キリスト教の重要都市である。中央の広場に位置するサン・トロフィーム聖堂は代表的なロマネスク建築で、入り口にあるタンパン(扉の上に設けられる半円形の装飾的壁画)には「最後の審判」が再現された彫刻がある。回廊には二つの時代に分けて作られたロマネスク様式とゴシック様式が見られる。アルルに残る他の遺跡には、円形闘技場や劇場、コンスタンティヌスの大浴場などがある。

 非常に落ち着いた雰囲気がある町である。サン・トロフィーム聖堂が位置する広場には地下に広がっている回廊を観光するための施設がある。

サン・トロフィーム聖堂(写真提供 by K. Kuroda)

円形闘技場(写真提供 by K. Kuroda)

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