top of page

​長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 2018年 登録基準 (iii)  戻る

 ポルトガルとの貿易港として開かれた長崎は、日本におけるキリスト教布教の拠点として栄えた。1637年にキリシタンや農民らが蜂起した「島原・天草一揆」により、17世紀から2世紀を越えて続いたキリスト教禁教の中においても、潜伏キリシタンは地域住民と共生しながら自らの信仰を継承した。宣教師との接触という潜伏が終わるきっかけとなった「信徒発見」は、大浦天主堂での出来事である。

​ 大浦天主堂へは長崎駅から路面電車を乗り継ぐことで行くことができる。駅から降りて大浦天主堂へ向かう途中にある岩崎本舗は「豚角煮まん」を手頃な値段で食べることができるオススメの店である。なお、大浦天主堂のすぐ近くには、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つである「旧グラバー住宅」がある。

​大浦天主堂(写真提供 by H. Morinaka)

教皇ヨハネ・パウロ2世像

​頭ヶ島天主堂(写真提供 by N. Kuroda)

© 2023 by Going Places. Proudly created with Wix.com

bottom of page