top of page

​琉球王国のグスク及び関連遺産群 2000年 登録基準 (ii)(iii)(vi)  戻る

 12から16世紀にかけて沖縄地方で建造されたグスクと呼ばれる城塞を中心とする遺構である。琉球王国成立に前後して築かれたグスク跡に用いられた独自の石積みや石の加工技術を見ることができる。グスクとは、農村の豪族である按司(あじ)が防衛のために築いたものであり、その遺構には「拝所(うがんじゅ)」と呼ばれる宗教的聖地を備えたものがあり今でも沖縄の人々の心のよりどころとなっている。

 構成資産として、三山時代の中山王の首里城跡、北山王の今帰仁城跡(なきじんじょうあと)、按司の護佐丸による座喜味城跡(ざきみじょうあと)や中城城跡(なかぐすくじょうあと)、阿摩和利の居城である勝連城跡(かつれんじょうあと)などが含まれる。

尚真によって築かれた玉陵(たまうどぅん)

​(写真提供 by M. Asai)

​園比屋武御嶽(そのひやんうたき)

​(写真提供 by M. Asai)

首里城​(写真提供 by T. Kakimoto)

© 2023 by Going Places. Proudly created with Wix.com

bottom of page